院長ごあいさつ

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院長ごあいさつ

病院長 松倉 聡
病院長 松倉 聡

この街と共に

おおたかの森病院は、つくばエクスプレスが開通した、まさに20058月に開院しました。当時は駅周辺に何もなく、森や湿地が広がり、駅から病院まで視界を遮るものがありませんでした。ただ、当時からこの地域は、東京へのアクセスのいい好立地でりながら、緑の豊富な住みやすい街づくりが計画されていました。そして20年近くが経過した今、おおたかの森地区は住みたい街ランキングの上位に選ばれるまでになりました。そのおおたかの森地区に住む皆様の健康と命を守り、安心して暮らせる街とするために、おおたかの森病院は誕生し、街と共に育ってきたのです。当院の歴史は20年足らずと比較的浅いですが、その母体となる医療法人社団誠高会は50年以上の歴史があり、前身となる小金原病院も、松戸市において地域医療を35年間にわたって支えて参りました。

高度な専門性を持って地域医療を支える

当院は、開院当初から、高度な専門性をもって地域医療に貢献することを目指してきました。各学会の専門医・指導医を中心に、最新の診断装置を用いて、診断から治療までを行う体制を敷いています。大学病院やがん研究センター等の第一線で治療を行ってきた医師集団が治療を行うことで、都内まで行かなくとも、この地域において高度な先進治療を受けることが可能となっています。また、大学病院等からの派遣の非常勤医ではなく、これらの専門医が常勤医として勤務しているので、緊急時も救命治療を施すことが可能です。24時間体制で緊急のカテーテルや手術等の治療を行い、救命治療を行っているので、いざという時も安心して受診して頂けます。

そして東葛北部から、県外からの救命の依頼に応え

医療において市境はなく、ましてや高度急性期医療のカテーテル治療や内視鏡治療、手術等が行える病院は限られていることから、二次医療圏である東葛北部全域からの受け入れを行い、治療を行っています。さらに大動脈瘤破裂や解離性大動脈といった大きな緊急手術を行える病院となると、さらに限られてしまうため、当院は二次医療圏を超えて県外からもドクターヘリ等で搬送を受け入れています。

おおたかの森病院から世界へ

心臓のカテーテル治療については当院の循環器内科は学会における指導的な立場にあり、国内学会だけでなく、国際学会においても、治療内容をライブ配信しており、新たな治療や取り組みを世界に発信しています。これまで、治療が難しかった完全に閉塞した心臓の血管を特殊なデバイスを用いて開通させたり、大学病院でも限られた施設でしか行われていない不整脈の治療をカテーテルで行い、脳梗塞の予防にも役立っています。

新型コロナの重点医療機関として

当院は新型コロナ感染症に対しても、早い時期から千葉県の重点医療機関としての役割を果たしてきました。人工呼吸器管理にも対応する重症病床を確保し、柏市内で唯一の中等症以上のコロナ患者の透析を行える医療機関として、柏市のみならず千葉県の調整本部からの要請に応えて受け入れを行ってきました。また、ワクチン接種においても、柏市における4つの基本接種施設として、多くの市民にワクチン接種を行い、感染予防や重症化予防に努めてきました。一日も早い終息を祈りつつ、引き続きコロナに対しても役割を果たして参ります。

地域包括システムを支える

2025年には団塊の世代が後期高齢者となり、超高齢化社会が訪れます。柏市においては、2009年からこの超高齢化社会に対応するため、地域包括システムを立ち上げてきました。柏市における多職種連携や病院・診療所の連携も、今や、柏モデルとして全国的に注目される事業となりました。当初は手探りでの立ち上げでしたが、その頃から当院は柏市や流山市の在宅医療診療所や多職種と連携をし、地域包括ケアシステムを支えてきました。そして、病院としても2020年にアネックス東棟の新設を期に、地域包括ケア病棟を立ち上げました。現在、在宅での急変や施設からの入院の受け入れや、急性期治療を終えて安定期に入った方達をスムーズに在宅や施設へ移行できるようにお手伝いをしています。

プロフィール

平成5年 東京大学医学部卒業 同年 東京大学医学部附属病院 第2外科入局
平成11年 国立がんセンター中央病院 肝胆膵外科チーフレジデント
平成13年 東京大学附属病院肝胆膵 ・人工臓器移植外科 助教
平成16年 医療法人社団 誠高会 入職
平成17年 医療法人社団 誠高会 おおたかの森病院 院長就任
平成25年 医療法人社団 誠高会 理事長就任

日本外科学会専門医・日本消化器外科認定医・日本肝臓学会専門医