当院の特長

救急医療

当院は二次救急医療機関として、一般の救急外来と救急車で搬送された患者様の診療を行っています。二次救急指定とは入院・手術が必要な重症患者様を24時間365日体制で受け入れることができる医療機関を指します。当院では救急外来を用意し、病床、手術室、各種検査機器など、救急医療に必要な人員・設備を常に整えています。

救急医療

スムーズな院内連携と検査体制で早期から専門治療を開始します

当院は夜間休日を問わず24時間体制で救急医療に対応できる医師を内科系、外科系各1名以上を配置し、救急患者様へ速やかな初期対応を行っています。救急外来には専属の看護師が待機し、救急車専用の搬入口を設けて緊急の処置にも対応しています。特に一刻を争う心疾患や脳卒中、消化管出血などに対しては、外科、整形外科、循環器内科、心臓血管外科、脳神経外科などの各診療科の円滑な連携体制による専門治療が行われます。また、検査も24時間365日レントゲン、CT、MRI検査や血液検査が可能で、大学病院並みの充実した検査体制になっています。

柏ハートネット、5市GIBネットワークを構築

当院では救命医療において、二次医療圏を見据えた地域医療連携のネットワークづくりにも積極的に取り組んでいます。柏ハートネットは柏市医師会と柏市消防局と参加病院によって構築された、当院循環器内科の他、柏市立病院循環器内科、東京慈恵医科大学付属柏病院循環器内科などが参加している緊急性の高い心疾患に対応するためネットワークです。また5市GIBネットワークは東葛5市(松戸、柏、我孫子、流山、野田)の医療機関が連携してGIB(消化管出血)に対応するネットワークで、当院も24時間365日の緊急内視鏡検査に対応できる医療機関として立ち上げから参加しています。

  • 循環器救急

    急性心筋梗塞に対する心臓カテーテル治療や大動脈解離・破裂などに対する緊急手術に常時対応しています。各種の不整脈や心不全に対する治療についても同様です。

  • 消化器救急

    吐血や下血など急な消化管出血に対して、当院では緊急内視鏡検査に対応できる体制を整えています。初期から消化器専門の内科医、外科医が治療にあたります。

  • 東葛北部地域で連携

    柏、松戸、我孫子、流山、野田の東葛北部地域を二次医療圏とし、消防と医療機関が連携して救急医療体制を築いています。柏ハートネット、GIBネットワークもその一例です。

  • 時間外診療

    一般の皆様にとって救急医療を受けるべきかどうかは判断が難しいところです。時間外診療では全患者様にトリアージを行っており、緊急性の高い患者様を優先して診療します。