臨床工学技士とは1988年に出来た国家資格で、生命維持管理装置を中心とした医療機器を操作するために医学と工学両方の知識を併せ持った専門的医療職です。
血液浄化装置や人工呼吸器、人工心肺装置、ペースメーカーなど、ヒトの代謝や呼吸、循環の機能の一部代替または補助を目的とされた生命維持管理装置を医師の指示のもと操作し治療に従事しています。また操作のみではなく、機器の保守点検や管理なども行っており、その他、医療安全を目的として院内で医療機器の勉強会や講習を開催しています。
技士自身の医学的知識や技術向上のために認定技士の取得や学会、セミナ-へも積極的に参加する事で質の向上と安心安全な医療の提供を心掛けています。
当院の臨床工学科は現在10名で多岐に渡る業務に従事しています。