
小児科の大きな流れとして予防接種や治療薬の進歩により髄膜炎などの重症感染や入院治療が減っていて、以前に増して予防医学や乳幼児健診の重要性を感じています。ワクチンデビューは生後2ヶ月からです。当院ではワクチンに受診していただければ、次回のワクチンの予約をお取りしていますので、もれなく接種してゆくことができます。また、定期接種だけでなく任意接種(自己負担で受ける予防接種)のワクチンにも重要な物がありますので、アドバイスやご質問にもお答えいたします。
乳幼児健診は成長や発達をみるために重要です。そして赤ちゃんが1ヶ月ならママもママ歴1ヶ月なので、何でもご相談ください。予防接種と乳幼児健診は同日にできます(予約してください)。また、皮膚のバリア機能が落ちるとアレルゲンへの感作が増えアレルギー症状がでるリスクが上がるので、気になるときは健診で相談していただければ、スキンケア指導や軟膏の処方などもできます。
当院では小児科の入院はできませんが、風邪や胃腸炎などの急性疾患、アトピー性皮膚炎や喘息、夜尿症、便秘などもご相談ください。子どもたちの健やかな成長に努めていきたいと考えております。
発熱、咳、鼻水、下痢、嘔吐、便秘など
喘息、アトピー性皮膚炎など
5歳では5人に1人くらい、10歳でも20人に1人くらいいると言われています。小学校に入る前後の年齢で気になる方はご相談ください。
生後2ヶ月からワクチンスタートです。生後2ヶ月前には予約を取りましょう。一度受診していただければ、その後のワクチン接種のスケジューリングもさせていただきます。下記ワクチン以外も対応しておりますので、ご予約ください。
1. ワクチンデビュー(生後2ヶ月〜)
生後2ヶ月でのワクチンデビュー時は、5種混合ワクチン、肺炎球菌ワクチン、ロタワクチン、B型肝炎ワクチンの4つ同時接種が可能です。予約を取り、受診してください。
2. 子宮頸がんワクチンのシルガード9
子宮頸がんワクチンのシルガード9(9価)の接種が可能です。公費適応年齢の小6〜高1(中1推奨)の方は予約を取り、受診してください。
3. ベイフォータス(RSウイルス重症化予防)
生後35週以下で出生した児や血行動態に異常のある先天性心疾患のある児など、出生した病院でベイフォータス投与を勧められた患者さんは紹介状もらい電話で予約してください。受診時は保険証と母子手帳、受給者証、出生施設からの紹介状を持参してください。ただし、心臓疾患や現病に対する治療は紹介病院で継続してください。困ったことがあればまずはご相談ください。
4. アブリスボ
アブリスボ(妊婦さんに接種するRSウイルスワクチン)の接種が可能です。詳しくはこちらをご覧ください。
5. インフルエンザ 経鼻生ワクチン
2024年10月1日から、従来からある注射のインフルエンザワクチンに加え、鼻に噴霧する生ワクチンのフルミストの接種が可能です。従来のインフルエンザワクチン(不活化ワクチン)は注射でしたが、フルミストは左右の鼻に1回ずつワクチンを投与(噴霧)します。
※フルミストは、以下をご理解いただいた上でご予約ください
・生ワクチンは、インフルエンザウイルスを弱毒化し、そのウイルスを鼻から接種するため、場合によってはインフルエンザを発症(感染する)可能性があります。
・本剤は、免疫を調整する薬を使用している方や妊娠中の方など接種できない方がいらっしゃいます。基礎疾患がある方は、かかりつけの先生に接種の可否をご確認ください。
・鼻炎のあるお子さんはかかりつけの耳鼻科で接種の可否をご相談ください。
・接種前に風邪などを引いて鼻水があるお子さんですと、効果が弱まる可能性があります。
・当院で接種ができるのは2歳から中学生までになります。
・本数に限りがございますので、在庫が終了する可能性があります。フルミストの在庫がない場合、不活化ワクチン(注射)でご予約ください。
・体調不良時などの場合は、ご予約変更のお電話をいただけましたら、ワクチンは確保したまま日程変更可能です。連絡なくキャンセルすることはお控えください。
舌下免疫療法(シダキュア、ミティキュア)について
下記を読んで予約をしてください
①舌下免疫療法とは
病因アレルゲンを継続して投与することで体を慣らし引き起こされる症状を緩和してゆく治療で、体質を改善してアレルギー症状を抑える療法です。そのため対症療法(抗アレルギー剤など)のように即効性を期待して行うものではなく、治療は毎日で、3~5年と長期にわたります(おおむね通院は月に1回必要)。全体の80%(20%が根治、60%が軽減)の人に効果があると言われています。
②効果
期待できる効果としては、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの改善、QOL(睡眠不足や集中力の低下など)の改善、アレルギー治療薬の減量があります。
③ 対象
対象となるのはスギ花粉とダニによる通年性アレルギー性鼻炎の患者さんです。舌下に保持できないと治療できないため当院では5歳以上としています。重度の喘息の方や既往歴によっては治療対象とならないこともあるので外来で相談してください。
*ダニの治療は一年中いつでも開始できますが、スギ花粉は花粉の飛沫時期を避けるため6月から11月(12月)にしか開始できません。
④舌下投与の方法
舌の下に薬を入れ1分間待ち(すぐ溶けますが、そのまま1分待つ)、その後に飲み込みます。投与後5分間は飲食はできません。なお、治療の前後2時間は激しい運動や入浴(大人の場合飲酒も)はできません。
⑤副作用
口腔内の違和感や不快感、浮腫、かゆみ、唇の腫れ、耳のかゆみ、咽頭の刺激感、不快感などが多く見られる副作用です。個人差はありますが最初の1ヶ月は副作用(主に口腔内の症状)を訴える方が多いです。辛いときは抗アレルギー剤の内服などの対応ができます。
また重篤な副作用にアナフィラキシーがあります。多くは投与後30分以内に、じんま疹などの皮膚症状や、呼吸困難などの呼吸器症状、血圧低下や意識低下などの循環器症状、腹痛や嘔吐などの消化器症状が起こる可能性があります。
*初回投与は病院内で行います。
⑥診療の流れ
1)診察、血液検査(アレルギー検査)、舌下療法の説明
2)血液検査結果説明(採血1週間後)、治療開始の意思確認、院内で初回投与
翌日から自宅で毎日投与。最初1週間は少量、8日目からは一定量。
3)再診で副作用の確認(初回の1~2週間後)。
4)月に1回の診察をし、3~5年経過を見てゆきます。
1ヶ月健診から小児科で受けられます。1歳児健診までに1ヶ月健診、3~4ヶ月健診、6~7ヶ月健診、9~10ヶ月健診を受けることを推奨いたしますが、市からの無料券に限りがありますので、相談して進めてゆきましょう。まずは、3~4ヵ月健診として4ヵ月頃に受けることをお勧めします。
入院を伴う治療が必要な場合は他の医療機関へご紹介いたします。

| 学歴 | 岩手医科大学医学部H12年卒業、岩手医科大学医学部小児科学講座大学院H16年卒業 |
|---|---|
| 資格 | 日本小児科学会専門医 |
| 専門 | 小児一般 |
| 略歴 | 岩手医科大学附属病院小児科医師、 岩手県立二戸病院小児科医長、 岩手県立中央病院小児科医師、 八戸赤十字病院小児科副部長、 岩手医科大学付属病院小児科助教、 盛岡赤十字病院小児科副部長、 盛岡赤十字病院小児科部長、 おおたかの森クリニック小児科医師 |
| 学歴 | 順天堂大学 H14年卒 |
|---|---|
| 所属 | 順天堂大学医学部附属順天堂医院 小児科・思春期科(准教授) 日本新生児周産期医学会 日本未熟児新生児学会 |
| 資格 | 日本小児科学会専門医 日本小児神経学会専門医 日本てんかん学会てんかん専門医 |
| 略歴 | 順天堂大学附属静岡病院小児科 順天堂大学医学部附属順天堂医院 小児科・思春期科 |
| 時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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午後 |
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●予防接種・乳児健診を行っております。必ず電話でご予約ください。
●発熱・咳・鼻水などの症状は、お子様の場合も発熱外来での受診となります。詳しくはこちらをご覧ください。
※発熱外来の受診もお子様の診療受付は上記小児科受付時間と同じとなります。
ご予約は電話04-7141-1117(代)