放射線科は診療補助部門の一つとして、各科の診療をサポートしつつ救急医療や治療にも対応できるよう、365日24時間体制で交代勤務をしています。また、各科の先生及び関連スタッフと連携をとりチーム医療の一因を担い、緊急・慢性疾患を問わずに様々な症例に対応できるような体制を作っています。最適な医療を提供できるよう、再現性の高い画像提供を目指しています。
12名のスタッフで、日勤帯から夜間、休日の業務を行っています。
最初の診断に用いられる検査の一つで、皆さんのよく知るレントゲンのことです。Ⅹ線を利用して主に胸部・腹部・椎体・骨盤など全身の撮影をしています。
頭部・胸部・腹部など全身の検査はもちろんのこと、3D画像などの作成も可能です。心臓や大動脈の血管系、肝臓・腎臓・膵臓などの腹部領域の検査を数多く行っています。緊急を要する患者様のために予約外検査もスムーズに行い、最適な診療の一端を担っています。
MRIとは磁気共鳴画像診断の意味で、強力な磁場を利用して体内の状態を撮像する検査です。姿勢を変えることなく、あらゆる角度から体のいろいろな部分の画像を得ることができます。また、1回の検査で何種類もの画像を撮像します。X線は利用していないため、被ばくすることはありません。
装置は2方向撮影が可能なバイプレーションタイプで、造影剤使用量を抑えながら低被ばくでの検査が可能になりました。
腹部や頭部、心・大血管等の検査や治療に携わっています。医師・看護師・臨床工学技士と連携をとりながら365日24時間体制で当たっています。
当院のマンモグラフィーは女性技師が撮影しています。
主な撮影は、市の1次検診をはじめ乳腺外科依頼による精密2次検診、検体検査等様々な検査を行ってます。乳腺外科医と連携を重ねてスムーズな画像の提供を目指しています。
DR検査とは、X線透視撮影装置で行う検査です。当院では、島津メディカル社製の透視装置を採用しています。バリウムを使用した胃透視、骨塩定量(DEXA)や全脊柱撮影・下肢長尺撮影などの検査、内視鏡やエコーを併用して行う治療や検査(PTCDやERCPなど)を行っています。